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‘【2007年度】内定者インタビュー’ カテゴリーのアーカイブ

日本テレビ 内定者インタビュー  ~就職活動は自分を見つめなおす機会かもしれません。~

2009 年 3 月 19 日 木曜日

この内定者インタビューは、2007年度のDachinco!に掲載されていたものです。
削除依頼などございましたらinfo@s-value.jpまでご連絡ください。

-内定者インタビュー、今回は日本テレビ内定者の白木瑛利子さんにお話を伺いました。

-それでは初めに自己紹介をお願いします。

東京大学法学部第2類(公法コース)4年、白木瑛利子です。
公法コースといっても、特別専門があるわけではありません。
その他の活動としては、アルバイト(家庭教師、アイスクリーム店店員)・東大大学院情報学環(メディアを研究対象とする大学院)の附属機関の研究生としての活動・旅行、などをしていました。

もともと放送業界に進みたいと思っており、最初に受けた会社に内定をいただいたので、放送業界のみをまわりました。
内定先はテレビ局で、常に新しいものを作り続けることを目指す会社です。
番組コンテンツだけでなく、今後の放送業界の大きな変化の中で、視聴者にとってあらゆる「見たことない」ものを生み出していきます。

-学生時代にメディアを研究する大学院の附属機関に通われていたということですが、ここでの活動について詳しく教えて頂けますか。

私が所属していたのは、東京大学大学院情報学環教育部といって、学内外からメディアやジャーナリズムに関心を持つ学生を集めて授業を提供しているところです。
大学の先生方だけでなく、実際にメディアの現場(放送・新聞・広告・出版など)で働いている方々を講師として迎えていたので、あらゆる視点からの講義を受けることができました。
一方的に話を聞くのではなく、授業内でのグループワークや研究合宿でのワークショップなど、何かテーマを持って自分たちで考え発信する機会が多かったと思います。

印象深いものを例としてあげると、「メディアの中のメディア」というテーマで発表するグループワークでは、耳の聞こえない女性を主人公としたドラマにおいてどのようなコミュニケーションツールが描かれているかを取り上げました。
10年前と最近のドラマを見比べることで、使われるツールの違いや時代背景など、それまでとは全く異なる視点をもつ機会となりました。

-その活動が、具体的にどのようにテレビ局志望につながっていったのでしょうか。

大学に入った時点でテレビ局志望ではあったので、それが情報学環に入ろうとした理由でした。
ただ情報学環での授業を通して、自分の視野が広がったように思います。
自分が興味を持っていた放送分野の授業ではコンテンツの作り方だけでなくテレビ局を取り巻く問題などに目を向けるようになりました。
また、多くのワークショップを経験する中で、疑似体験ではありますが情報の発信者・受信者として何をすることができるのかということを考えることとなりました。

さらには、現在さまざまなメディア業界で働く先輩方とお話しする機会も増え、現場の実情を伺うこともできました。
こうした活動を通して、自分はなぜテレビ局を志望するのか、どんな仕事をしたいのかを考えるようになっていったと思っています。

-放送業界にも様々な会社があった中で、白木さんが考える現内定先の魅力というのはどういったところでしょうか。

採用試験が始まる前に、数社のテレビ局の会社説明会(日本テレビでいえば「学生フォーラム」)に足を運びました。
私はそうした会社説明会でそれぞれの会社の特徴というか、雰囲気を感じ取った気がします。

説明会の時点で、日本テレビは他の会社より「かたい」感じがするなあと思っていました。
それはやはり日本でもっとも伝統のある民放局であるというプライドからくるものであったかもしれませんが、私はこの「かたさ」が好きでした。

放送業界というと他業種より「ゆるい・柔らかい」感じだと思われがちですが、日本テレビの説明会や選考ではそうした「ゆるさ」は感じませんでした。

このことは内定をいただいてから一層感じるようになったとも言えます。
人事の方をはじめ、会社全体に芯が通っていて、自分たちの仕事に誇りを持っているような印象です。

抽象的ではありますが、私は日本テレビのこの硬派なところに魅力を感じています。

-放送業界は高倍率なことで有名ですし、選考過程の面接も大変な競争だったと思います。そのような面接を乗り切られた秘訣はどのようなものだったのでしょうか。

秘訣と言われても難しいですが、私はいつも自分が思っていることを正直に言っていました。
とにかくテレビを見ることが大好きだったので、それが伝わればいいなと思って。
ただ、こちらの熱意を一方的に話すのではあまり意味がありません。

日常生活でも同じことだとは思いますが、相手の反応を見ながら話すことが大切だと思います。
どんな話が人に興味を持ってもらえるか、どんなスピードで話せばわかりやすいかを考えて、面接を経験するごとに修正していけばいいのではないでしょうか。

あとは、直接面接とは関係ないかもしれませんが、リラックスするためにスーツは一番着やすいものにしていました。
黒いリクルートスーツは一度も着ず、いつも楽なパンツスーツを着ていました。
シャツも襟があるのは嫌いだったので、丸首のTシャツばかりでした。
男性にはあまり関係ない話だったかもしれませんが、とにかく自分らしくということです。

-最後に就活生に一言エールの言葉をお願いします!!

就職活動は将来を決めるために自分を見つめなおす機会かもしれません。
周りに流されることなく、自分の意志をしっかりもって臨んでください!

-ありがとうございました!

某大手リース会社 内定者インタビュー ~毎日「就活」「就活」だと疲れます。たまには息抜きしてください。~

2009 年 3 月 12 日 木曜日

この内定者インタビューは、2007年度のDachinco!に掲載されていたものです。
削除依頼などございましたらinfo@s-value.jpまでご連絡ください。

-内定者インタビュー、今回は某大手リース会社内定者の角頼さんにお話を伺いました。

-それでは初めに自己紹介をお願いします。

大学時代は、経済学を専攻。
内定先は金融業界なので、少し関連性があります。

就職活動中は、ベンチャー企業や中堅企業を中心に回っていました。
というのも、会社のブランド力だけで商品を売るのではなく、自分の力で商品を売っていきたいという気持ちが強かったからです。

内定先のリース業界は一言で言うと「モノを貸す会社」です。
航空機、自動車、パソコン、プリンタ、デスク、など様々なモノを貸しています。
本当にリースって需要があるの?って疑問に思う人が多いかもしれません。
例えば、自動車です。会社で使う営業車のほとんどがリース車です。
(タクシーの約10倍の台数)
それだけ、リースを導入するメリットが大きいんですね。
リースは見た目だけでは分かりにくい、地味な存在ですが、裏で日本経済を支えています。

-どんな会社に入りたいと思っていたか?。

(1)成長産業で新しいことにチャレンジできること。
小さくてもいいので何かを生み出すことが本当の社会貢献だと思っているので。

(2)少数精鋭である。採用人数が少ないこと。
従業員を駒として見ている会社は嫌だから。

(3)仕事を通じて経営者と接する機会がある。
ベンチャー企業も受けていたので、よく分かるんですが、会社を経営する人って魅力的で面白い人が多い。
経営者と話しをするだけでも、人間としての修業となると思っていたので。
あとは定年退職したらスポーツバーのオーナーになってみたいなという密かな夢があります。
だから色んな経営者の良いところを盗んで、面白いスポーツバーを作っていきたいと思いますね。

-全体的に業界というよりも会社で見ていた」とのことですが、なぜ業界にこだわらなかったのでしょうか?

正直、言いますと、自分が何に向いてるか分からないし、何をやりたいのかも具体的には分からなかった。
だから、とにかく業界を絞らず色んな会社を見るようにしていました。
様々な業界を見たことによって視野が広がりましたし、その業界のメリットやデメリットを知ることができましたね。
この経験は将来、仕事をする時でも活きてくると思います。

-何で内定先の業界を志望したか?

(1)リース業界はまだ若い業界でこのビジネスが確立されて30~40年程。
現在のリースはほとんどが法人向けです。今後は個人向けのリースの需要が急激に高まるのではないかと言われています。将来的には、自分が新規事業として個人向けのリースを提案できたらいいなって思っています。

(2)リース業界は専門的な仕事が多いので採用人数がかなり少ないんです。
採用人数が少ない分、若いうちから第一線で仕事ができるので、他の業界に比べて自分の価値を高める機会が多いと思いますね。
入社を決意してから3、4回ほど懇親会に参加しましたが、同期の顔は全員覚えました。

(3)リースは取引額が大きいので、大企業でなければ、社長や役員を相手にすることになります。
また取引する相手も決まっていないので様々な業界の経営者を相手にすることができます。

もちろん、リース業界にもデメリットがあります。
メーカーではないので差別化が難しいことです。最終的には体力勝負になることがあるそうです。
また、この業界は業界再編中であること。今流行のM&Aが積極的に行われています。
正直、10年後、どの会社が業界トップになっているか、予測が不可能です。
私はデメリットも十分に考慮してこの業界を選びました。

-内定先に決定した決め手は何ですか?

(1)CSRへの取り組みが積極的であること。
CSRというと日本生命さんやリコーさんがCMなどで有名ですが、内定先も負けていません(笑)
環境に配慮した商品、ゴミゼロ運動、古くなったPCを発展途上国に寄付、介助犬の育成など利益を上げることだけではなく、積極的に社会貢献している点が大きなポイントになりました。

(2)トップの考え方に共感できたこと。
従業員数が1万人でも、トップ(社長、役員)の考えの下で経営は行われます。
社長がしっかりしていれば、そこの会社は基本的に良い会社です。
少し余談になりますが、最終面接(社長、役員、部長が面接官)は自分が会社を選ぶ上で重要なポイントになります。
学生を見下すような社長だったら辞めた方がいいと思いますね。

(3)女性に優しい会社(育児休暇などの充実)
常に働く環境を大切にしていること。ちなみに私はどこからどう見ても男ですが。

-面接を乗り切る上で何かコツなどあったのでしょうか?

質問する内容に気をつけていました。
ほとんどの会社では面接の最後に質問する時間が5分から10分程度与えられます。
面接の最後の最後なのでここで良い質問をすると印象に残りやすくなります。

(悪い質問)
「リース業界ってどんな感じですか~?」
質問が漠然としていて良い印象を受けません。

(良い質問)
「御社は○○部門の売上が伸びていますが、その要因は何ですか?」
具体的で、ちゃんと企業研究しているなっていう印象を受けます。

あとは、笑いを取ること。
最大の理由は自分がリラックスできる環境を作りたいからです(笑)
業界や面接官によっては悪い印象を受ける場合がありますので、そこらへんは空気を読んで下さい。

-最後に、就活生へのアドバイスを!!

毎日「就活」「就活」だと疲れます。
たまには息抜きしてください。
最後まで読んでくれて有り難うございました。

明治安田生命 内定者インタビュー ~「人」が主人公、保険業界の魅力~

2009 年 3 月 5 日 木曜日

この内定者インタビューは、2007年度のDachinco!に掲載されていたものです。
削除依頼などございましたらinfo@s-value.jpまでご連絡ください。

-内定者インタビュー、今回は明治安田生命のRさんにお話を伺いました。

-それでは初めに自己紹介をお願いします。

私はRと言います。青山学院大学理工学部の4年生です。
専攻は電気電子工学で、研究分野はナノサイエンスを学んでいます。
研究色の濃い学科だったので、メーカーの技術職に就職する学生が多いです。

就職活動の始めた頃は特定の業界に絞らずに、色々な業界を回っていました。
メーカー、金融、エアライン(航空)、ブライダル、製薬等。
視野をこの時期から狭めるのではなく、様々な人に出会うことで新しい価値観を発見したいと思いました。

私は理系出身ですが、「物」が主人公の業界よりも「人」が主人公になれる、そして自分自身で勝負出来る業界を志望しました。
大学で学んだ理工学部の数式よりも、課外活動で人と関わっていくことで学んだことの方が自分にとって遥かに大切であり、為になりました。
 
内定先は明治安田生命とゆう生命保険会社です。総合職採用です。
日本最初で最古の生命保険会社です。
業界第4位で団体保険分野では業界第1位です。
また厚生労働省から、育児のための短時間勤務制度導入など子育てをサポートする企業として認定されました。
女性にとって働きやすい環境が整っています。

金融業界の総合職なので全国転勤あります。
ただ色々な人と出会い様々な仕事が経験出来る、そういった魅力があります。
今日はみなさんの背中をひと押し出来るように頑張ります!

-Rさんは「物」が主人公の業界よりも「人」が主人公になれる業界を志望されたとゆうことですが、実際に保険業界のどういったところが「人」が主人公になれるとゆうことなのですか?

保険はメーカーのように実際に手に取ってその商品はどんな特徴や用途があるか確認出来ません。
目に見えない商品を分かりやすく伝えるとゆうことは非常に難しいです。
また生命保険・損害保険が取り扱うのは「お金」であり、とりわけ高額な商品を取り扱います。
こういった点で必要になってくるのが「人間力」だと思います。
私にとっての「人間力」とは「相手の立場に立って考えること」を超越して「相手になりかわるぐらいの気持ちで物事を考えられる力」だと考えています。
保険商品の大切さを知ってもらう為にはまず相手に自分自身を信用してもらうことが大事になってきます。
自分自身を売り込んでいくことから始まります。
そしてなりより相手の立場になって、その人のライフスタイルを考え、どんな保険商品が最適かを選択していきます。
保険業界はこういった点で「人」が主人公になれる業界であります。

-色々な人と出会い、様々な仕事が経験出来ると言っていましたが具体的にどのような仕事がありますか?

保険会社には様々な業務があります。
個人保険、法人(対企業等)保険の営業や、
実際に保険金がおりるか査定を行う保険金部、
お客様が万一の時ちゃんと保険金を給付出来るようお客様からいただいた保険料を安定的に且つ利益を出して運用する資産運用部、
様々なタイプの保険商品を作る商品開発部、
お客様からの質問や、相談にお応えするお客様サービス部などがあります。
また、近年金融の自由化が進み損害保険、投資顧問と投資信託などの業務も行っています。
はじめからアフターフォローまでしっかりサポートするのが保険会社の業務です。

-内定先に決めた理由を教えてください。

この会社は面接を重ねていくごとに志望度が増していきました。
面接が終わった後で必ずフィードバックをしてくれてそれが次の面接に活かされました。
ただ選考を受けて終わりとゆうわけではなく、受けに来てくれたからには何かを得て帰ってもらおうとゆう思いが伝わってきました。

面接時は毎回ありのままの自分をぶつけて絶対に後悔しないで気持ちよく帰るとゆうのが僕の就活コンセプトでした。

内定はいくつかいただいたのですが、内定先が一番等身大の自分を評価してくれた企業だったので、明治安田生命に決めました。

-多くの学生が苦手としているグループディスカッションのことについてお伺いします。グループディスカッションにおいて心掛けていたことは何ですか? またこうした方が良いなどアドバイスがありましたらお願いします。

自分も苦手でした笑。
グループディスカッションを経験したなかで気づいた点を話そうと思います。
企業側としてはこのディスカッションを実際の業務に置き換えたときにチームの中で学生がどんなパフォーマンスをするのかを見ていると思います。
リーダーシップ、協調性、アイデアセンス等その指針は色々とありますが、学生側として私が心掛けていたことは

「与えられた指令を素直に理解し、ゴールを明確にすること」

「極端な例は別として、発言量が少なかったとしてもあせらず落ち着いて自分の意見をはっきり伝えること」
 
「結論から話し、理由を述べる」

こういったことです。
私が受けた企業の中に「~月までにこれだけの利益を挙げられる商品を4つの中から選択せよ。但しその商品は低費用で且つ短期間で作れ」とゆうものがありました。
キャラクターにちなんだオリジナル商品をつくるとゆうコンセプトで各商品で用途や制作にかかる期間、費用は異なります。
私のチームの学生は中・長期的な売上を見込んで多少時間や費用はかかっても後々に繋がるとゆうことをアピールする学生が多かったです。
但し,
 ここでゆう指令は「オリジナル商品を低費用・短期間で作ること。」
 ゴールは「その指令にかなった商品を選択することです。」
グループディスカッションでは話が脱線して違う方向にいってしまうこともあります。
そうゆうときは原点に立ち戻ってみてください。
会社では限られた短時間の中で決断しなければいけないことがあると思います。
与えられた指令を素直に理解し、ゴールを明確化させておくことは大事です。
 
グループディスカッションで発言量に関係があるかとゆうとそうではないと思います。
実際明らかに私がグループ内で発言が少なかったのにその選考は通りました。
量よりも質だと思います。
他人の意見に流されることなく、自分の意見として自分の言葉ではっきり伝えられることが大切です。
またアイデアのオリジナリティーや、分かりやすさもポイントになります。
自分の実体験に基づいた発言などいいかしれません。

またグループディスカッションの時間は短時間で限られています。
いかに分かりやすく相手に伝えられるかも重要だと思います。
なので私は結論から言うことを心掛けました。
その背景や理由を付随して言えば説得力も出ますし、分かりやすく相手に伝わります。

グループディスカッションが苦手という学生さんはたくさんいらっしゃると思いますが、実際の選考では落ち着いて臨んでください!
周りが見渡せていないとチームプレイでは支障をきたします。
そして発言する勇気を持ってください。頑張って!

-最後に就活生に対し一言お願いします!

みなさん一人一人考えも価値観も違います。
他人の意見は確かに重要かもしれませんが他人のマネはしないでください。
個人個人長所も短所も個性なんだから背伸びせず、小手先に走らず等身大の自分で就職活動に臨んでください!頑張ってください!

伊藤忠商事・内定者インタビュー ~人との出会いで得られるもの~

2009 年 2 月 26 日 木曜日

この内定者インタビューは、2007年度のDachinco!に掲載されていたものです。
削除依頼などございましたらinfo@s-value.jpまでご連絡ください。

-内定者インタビュー、今回は伊藤忠商事の澤村 洋平さんにお話を伺いました。

-それでは初めに自己紹介をお願いします。

理工学部で機械の勉強をしています。
液体に振動を加えて,どんな現象が起きるのかを研究しています。
ただし,就職先は商社という,エンジニアとは全く違う分野に決めました。

就職活動は非常に手広く行いました。
ほぼすべての業界を見たといっても過言では無いかもしれません。
特に,インターンシップは,人材,保険,信託,商社,メーカー,IT,広告代理店
,といった業界で体験しました。
そして最後は商社にしぼり,内定をいただくことができました。

様々な業界を見たという経験は,実際の面接において「自分にはこの業界が向いている」ということを言うときに説得力をもたせる,非常によい材料になったと思います。

-澤村さんは今現在勉強なさっているエンジニアの分野とは違う商社業界へ進むということですが、どうして他の分野へ進もうと思ったのですか?

勉強している分野は好きなのですが、その分野への関わり方が自分に合わないと感じたからです。
研究室で研究をしていて、あまり楽しくはありません。
物事に深く関わるよりも、広く関わるほうが好きなのだと感じました。
私は様々な場所に行ったり、人と出会ったりするほうがワクワクする。
ですから、エンジニアの道を選びませんでした。

また、どうしても東京で働きたかったという気持ちもありました。
エンジニアは工場が地方にあるため、生活がそこで限定されがちです。
私はどちらかと言うと、様々な刺激が集まっている都会が好きなので、地方での生活に気が進みませんでした。
-非常に様々な業界を見られていた、ということですがその中で志望業界を商社に絞った決め手はなんだったのでしょうか?

この業種が、自分が楽しめる、機械への関わり方であると感じたからです。
私は機械が好きです。
父親が機械関係の仕事をしており馴染みがあり、そして小さいころから動く機械を見ると無限に興奮します。
大学でも好きな機械の分野を勉強しています。

そこで、これからも機械に関わった仕事ができれば非常に楽しいのではないかと考えました。
しかし、このような仕事は色々とあります。
エンジニアは、機械を研究・設計をする。
銀行は、メーカーにお金を貸して良い機械を作るための資金援助をする。
コンサルは、製造工程の無駄を無くし、これからの戦略立案を助言する。
この様に、就職活動をしていくうちに、業種は違えど色々な関わり方ができるということを知りました。

商社の主な仕事を簡単に言うと、誰もやっていないことを考え、実行することです。
それは、今まで自分が生きてきた人生の中で、最も楽しめた経験と重なりました。
また、給料の高さや、海外に駐在できるという点も魅力的でした。

-会社のホームページやパンフレット、市販されている就職関係の本は一度も読まず、OB訪問を非常に重要視して就職活動を行なった、とのことですがそうなさった理由はどうしてでしょうか?

私は、就職活動のためというよりも、色々な人と話すのが好きで、OB訪問をしていました。
しかし、今考えてみると、業界を研究する上でこの経験が非常に大きかったと感じます。
商社は人がすべてであると思うからです。
決して商品を作ってそれを販売しているわけではなく、人間が色々と試行錯誤して頭を動かして考え、そして機会に飛び込んでゆくことで商売をしている業界です。
ですから、結果として多くの人と出会い、その会社の雰囲気をつかむことが、私にとっての業界研究になりました。

-それによって得られた大きなものは何でしたか?

上で述べた「業界の知識」と、そして「人とのつながり」です。
たとえ、その業界、会社に行かなくても就職活動中にお世話になった方々とは、今でも非常に仲が良いです。
今日も、そんな先輩と朝まで飲んで、タクシーで帰ってきたところです。

中でも、伊藤忠商事の先輩に、内定をいただいたという旨のメールを送ったところ、すぐに携帯電話に見慣れない番号から電話がかかってきました。
出ると、「おう、今モロッコから電話をかけているんだけど、おめでとう。それが言いたくて電話したんだ。」と言われ、非常に嬉しかった記憶があります。
そんなつながりも、この会社に決めた大きな要因になりました。

-面接を乗り切る上で何かコツなどあったのでしょうか?

正直であること、これにつきると思います。
嘘をつかず,自分を飾らずに出し切れば,落ちても受かっても満足がいきます。
その逆は,どっちにしろ後々に,非常に不幸になるのではないかと思います。

自分を出し切るためには,自分がどういう人間なのか,ということをわかりやすく相手に伝える必要があると思いますが,それには,自己を徹底的に調べ上げる作業が必要になってくるのではないでしょうか。
この作業を終えた瞬間,就職活動が楽しくなったなぁ,ということを思い出します。

私には将来の目標や,やりたいことがあまり明確ではありません。
なので用意した論理的な志望動機を言うのではなく,自分を認めてもらうという方法をとっていました。

-就活生にアドバイスをお願いします!

できるだけ多くの方と会ってください。
それは、OBの方に限らず、一緒に戦う就活生もしかりです。
私は、就職活動を通して、様々な友達を作ることができました。
今でもその縁はとぎれることもなく、現在では就職活動を通してできた友達とよく、飲んだり遊んだりしています。

就職活動は、就職という一つの通過点のためではなく、人生という長い期間において、非常に有効なものであると思います。
もし、家でだらだらしていてやることが無いのなら、積極的に外に出て数多く出会って見てください。