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時事通信社内定者・内定者インタビュー ~就活は一種のマーケティング~

2009 年 3 月 29 日

この内定者インタビューは、2006年度のDachinco!に掲載されていたものです。
削除依頼などございましたらinfo@s-value.jpまでご連絡ください。

- 内定者インタビュー、今回は時事通信社内定者の稲井里香さんにお話を伺いました。それでは、よろしくお願いします。

大学ではマーケティング専攻でした。
就職活動も自分を売り込むため、自分にとってよい売り込み先を
見つける一種のマーケティングだと思いますよ。

就職活動中もゼミの運営やアルバイト、所属していたNPO団体で
受け持っていた仕事で、結構いっぱいいっぱいになることがありました。
そういう意味では時間と体の管理も大事なポイントでした。

インターンは何かしら得ることがあるだろうというくらいで臨み、
3年の夏にリンクアンドモチベーションという会社で
インターンシップをしました。

ジースタイラスのイベントとか、インテリジェンスの模擬面接なんかにも
行きましたね。あととにかくたくさん企業を見ました。
自分だけではなくて、社会の構造が見えてくるのはすごく面白い。

エントリーも50くらいしたんじゃないでしょうか。
後半は社会人訪問が多かったです。

-内定先の事業内容について教えていただけますか?

簡単にいうと、国内はもちろん世界中で起こる様々な出来事を
ニュースにして、それを企業・行政・一般個人に売る!というものです。

「新聞社の媒体がない版」という感じ。新聞紙の写真の横に(AFP=時事)と
書いてあるものや、R25の中にあるニュース・写真、渋谷Q-FRONTの大画面、
山手線のニュースなどは皆さんも一度は目にしたことがあるのではないでしょうか。

根幹の事業は3つの方向にわかれています。

1.速報 ニュースを、全国紙、NHK、民放キー局、出版社などに配信し、
新聞紙やWebサイト等を通じて皆さんのもとに届けられます。

2.実務情報 金融、証券市場の動きから、工業品、穀物、水産品などの
商品相場、中央省庁や地方自治体の行政動向などあらゆるニュースを、
企業や官公庁、各種団体などに配信しています。

3.国際情報 時事通信社は海外総支局約30カ所に特派員取材網を
展開していると共に、ロイター、AFPなどの国際通信社と提携して、
全世界からの膨大なニュース、写真を、契約社に配信しています。

-内定後どのような仕事をされるのでしょうか?またどのような仕事を希望されていますか?

私は営業職なので、記者・写真記者が集めてきたニュースを企業や行政などに
売っていく仕事をします。ただ、営業職の中にも多くの部門に分かれていて、
私は事業局を志望しています。事業局では、ニュース・写真を売る事は勿論、
イベントや講演会等の開催や、新しいものづくりを常に考えていく仕事です。

-稲井さんはマスコミ・通信業界を志望されていたそうですが、どうして志望されるようになったのですか?

理想としている社会像があって、それに貢献していきたいし、もっと知りたいからです。
その社会像というのは「異世代のコミュニケーションが活性されている社会」。

会社を決めるのに、いろんな軸があると思います。

業界は絞らずに働く「スタンス」で決める人もいれば、
「同僚、先輩の人柄」で決める人もいたり、会社の「業種や事業内容」/
「将来性」で決める人もいて様々です。

私は「夢につながる仕事」をベースに決めていたので、業種を絞って、
マスコミか通信業と。

-マスコミ・通信業界は非常に難関だと言われていますが、何か特別な対策をしましたか?

NTTなどの通信業界は一般の業種と一緒。
マスコミ(特に新聞社、通信社、出版社)は筆記試験の対策が必須です。

私の場合は三週間ひきこもって時事問題・作文を勉強しました。
かなり遅れてのスタートだったからとにかく後悔だけはしないように
必死で頑張りました。

人によっては塾に行く人もいるけれど、お金を出すより自分で勉強の
面倒を見てくれる人を見つけるぐらいの根性と積極性が必要かと。

企業側が選ぶ基準は色々あるので一概には言えませんが。

-就活中は、その他の活動にも参加なされていてとてもお忙しかったそうですが、時間と体調の管理をうまくするコツを教えて下さい。

1.時間を区切って行動をすること。
マイペースな私にとっては難しかったけど、予定時間内にものを終わらす
努力をしていました。(リクナビ等のサイトは見出すと時間がすごい速さで
すぎていくので注意!)

2.月ごと、週ごとで目標を作る。やることリストを作る。
ふと思ったことや、「これやらなきゃ!」と思い出したことを
紙にアウトプットする事は非常に大事です。
思っただけでやめてしまうことが多い人は特に!

-就職活動は自分の売り込み先を見つけるマーケティングだとおっしゃっていましたが、稲井さんはどのようにして自分の売り込むポイントや売り込み先を考えましたか?

マーケティングって、企業が儲かるためにいろいろ戦術を考えることを
いうんですね。就職活動はというと

「自分という商品」を売るために商品の売りを考える(=自己分析)
→売り込むターゲットを決める(=業界分析・企業分析)
→売り方を考える(=就活イベント・関連本・直接人にあうなどして
情報を蓄積)
→プレゼンをする(面接)

根本まったく一緒です。
売り込むポイントは、とにかく大人に話して鍛錬することに限ります。

簡単にいうと企業はお金を儲けなきゃいけないから、自分達が思っている以上に
「こいつはどれぐらい会社にとって有益か」という目線でシビアにみてくる。
だからこそ、言いたい事を企業側にわかりやすく、かつ食いついてくるように
学生側も考えて自分を売らなきゃいけない。

そのためには学生の視点だけでは足りないから
社会人に見てもらって学生の「理想」との「現実」のギャップを埋めることが
必要なんですね。

売込み先の考え方は、先述の通り、自分のやってきたことや想いを
しっかり把握して、それに見合う企業を、いわゆるイベントや人、
ネットを通じて探していくことです。

-社会人訪問はどのように役立ちましたか?

会社の「ほんとのとこ」が聞けるので自分がこの会社にあっているのかどうかを
判断する材料になったり、
面接の練習(自分の甘さを教えてくれたり、考え方のヒントをくれる)にも
なりました。

社会人になっても繋がれることも大きなメリットです。

- 有効に活用するコツなどありますか?

何もつながりが無い人はOB訪問から始めましょう。
マスコミ関係は忙しい方が多いのでなかなか電話をとりついで
もらえませんが、めげずにかけまくる。

会えたら、その人にまた「こういう人に会いたいんですが・・」と言って、
紹してもらいましょう。

-ジースタイラスのイベントやインテリジェンスの模擬面接からどのようなことが得られましたか?

・ジースタイラスのイベント
ベンチャーの会社を色々見ることが出来ました。
自分の中で先述の「軸」が決まっていない時に、
「働き方」でみていた時期があって、ベンチャーも考えていた時期がありました。

ジースタイラスは定員制の小さめなイベントをたくさんやっていて、
会社の社長に直に話が出来る機会がころがっているので、
上にたつ人の価値観や想いを聞くだけでもかなり刺激を受けると思います。

・模擬面接・模擬グループ面接
他の学生の面接を客観的に見れたり、自分の面接をフィードバックして
もらえるいい機会だと思います。

- それでは最後に、これから就職活動を行う就活生にアドバイス・メッセージを御願いします。

就職活動は、マイナスのイメージを皆持つようだけど、
本当の自分を知れたり、新たな人脈が築けたり、
社会の構造が見えたり、これからの自分の生き方に向き合える
すごくいい機会なんです。

「知らない世界」が見えるって、すごく面白くてエキサイティングですよ!

どうか、目先のものに流されずにしっかり「自分」と「会社」を見てください。
自己分析とか志望理由を考える時も、常に「何で?」を繰り返し自分に
投げかけてみてください。

きっと想いや行動の一つ一つに理由があるはず。
そして自分の「生き様」を存分に大人にぶつけてください!

皆さんが“皆さんらしい”就職活動を送られることを願っています☆三

-ありがとうございました!!

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