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大手総合商社 内定者インタビュー ~最後に勝つのは一番苦しんだ人です~

2009 年 3 月 18 日

この内定者インタビューは、2006年度のDachinco!に掲載されていたものです。
削除依頼などございましたらinfo@s-value.jpまでご連絡ください。

-内定者インタビュー、今回は某大手総合商社内定者の佐藤義清さんにお話を伺いました。それでは、よろしくお願いします。

自分は、大学では計量経済学のゼミに所属する一方、サークルでは株式投資研究会の代表を務めていました。

趣味は読書と飲み会です。気の合う仲間と顔を突き合わせて語り合うときが自分にとって一番幸福なときです。
そもそも自分は会社の経営者になりたいという夢があったので、経営を学ばせてくれるところに就職したいと考えていました。
真っ先に思いついたのは商社でした。金融機関という選択肢もありました。

しかし金融機関から出資先の企業への経営の関わり方はあくまで財務面でのアプローチであって、キャピタルゲインを得られなければ関係を絶つというものである一方、商社は出資先の企業をパートナーとして捉えて資金だけではなく人材も提供して、共に繁栄していこうという姿勢を取っている、と自分は考えるに至りました。

この考えを掴むまでが、自分が就活で一番苦労したことでした。

たくさんのOB・OGの方にお会いして、本や会社パンフレットには書いてないようなことをたくさん聞かせてもらいましたし、全く違う業界の方に商社業務についての話を聞きに行ったこともありました。
最終的には某総合商社から内定を頂くことが出来ました。

-内定先の総合商社という業界・会社の事業、 雰囲気などお教え下さい。

一昔前なら総合商社という業界は貿易が事業の主体でしたが、今は事業投資の比重が高まってきています。総合商社には他の業界にはない資金力・情報収集能力があります。利益の見込める投資先を逸早く見つけ出し、そこに経営資源を集中させてバリューチェーンを構築することによって、お金を生み出していくわけです。

したがって、近年の総合商社の活動を見てみると、特定の商品に縛られて事業活動を行っているわけではなくて、これまでほとんど手を付けてこなかった金融市場や、小売市場な
どの川下への積極的な投資が目立っています。これから総合商社がどういった事業活動を展開していくのかは、自分にとっても大変楽しみなところです。

最後に、雰囲気について自分の知っている範囲で書き記したいと思います。自分はまだ働いたことがないので詳しくはわかりませんが内定者の同期を見る限り、一言で言うと「いろんな人がいてとにかくポジティブ」といったところでしょうか。

体育会出身の方がたくさんいる一方で、大学時代は勉強一筋だったという大変優秀な方もたくさんいます。そして皆に共通しているのは、常に前向きに物事を捉えられることが出
来る、という点です。個人的に言わせてもらいますと、付き合っていてとても楽しい人たちばかりです。

-その会社への入社を決められた決定打は?
それは、将来自分のなりたい像とはどのようにつながってくるのでしょうか。

自分はもともと、経営者になりたいという夢がありました。現に、商社出身の方で経営者になっていらっしゃる方はたくさんいらっしゃいますし、規模の大小を問わずとにかく経営を学ぶ、という観点から見て一番適当だと思ったので商社を選びました。今の会社を最終的に選んだ理由はOBの方が一番自分にとって好印象だったからです。

-現在、自己分析に悩んでいる就活生が多いようです。佐藤さんは自己分析やエントリーシートの作成を行う中で、辛さ・苦しさ・難しさを感じることはありましたか?また、それをどうやって乗り越えましたか?

つらさ・苦しさ・難しさは感じまくりでした(笑)本当に今思い返してみても、あの時ほど自分の頭を使ったことはないんじゃないか、と思うくらいです。

自分はそれをどうやって乗り越えたかというと、OB訪問をしまくって、どういう点で自分の考えが足りないのか、自分の甘さは何か、を徹底的に指摘してもらいました。

でも前提としてまずしなくてはならないことは、自分の頭だけで考えるということです。自分は将来何がしたいのか?自分の強みは何か?自分の弱みは何か?
他人に頼らずまずは自分でじっくり考えるべきです。

考えに考えていたら、気がついたら夜明けだった・・・ということはざらでした。友達と集まって互いを批判し合ってみるのもいいかもしれないですね。友達は自分を映し出す鏡みたいな存在ですから。 

-商社においてはOB訪問で悩む就活生も多いようですが、どういったつながりでOBを見つけていましたか?

この質問は自分が一番よくされる質問ですが、OBなんて、その気になればいくらでも見つかります。学校の就職課に行って名簿を見せてもらうのは当たり前のこと、名簿がない学校の人は知人の伝手を頼りにとにかく何が何でも探し出しましょう。方法はいくらでもあるはずです。

自分の場合、どうしてもOBが見つからない会社があって、仕方がないので会社の前でずっと待ち続けていたら、運良く帰社途中の社員を捕まえることが出来たのでその場でOB訪問をお願いしました。学生なんですから恥も外聞も関係ないです。やる気を見せればたいていの社会人の人は親身になって相談に応じてくれます。

-就職活動をやっていてよかったと思うことは何がありますか?

自分は将来何をしたいのか、という目標が明確に定まったことです。

-それでは最後に、これから就職活動を行う就活生、そして総合商社を受験したいと考えている就活生にアドバイス・メッセージを御願いします。

とにかく、たくさん苦しんでください。思いっきり悩んでください。人生のどのイベントにも言えることですが、最後に勝つのは一番苦しんだ人です。将来、皆さんと共に働ける日を心待ちにしています。

-佐藤さん、お話ありがとうございました!

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