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伊藤忠商事・内定者インタビュー ~人との出会いで得られるもの~

2009 年 2 月 26 日

この内定者インタビューは、2007年度のDachinco!に掲載されていたものです。
削除依頼などございましたらinfo@s-value.jpまでご連絡ください。

-内定者インタビュー、今回は伊藤忠商事の澤村 洋平さんにお話を伺いました。

-それでは初めに自己紹介をお願いします。

理工学部で機械の勉強をしています。
液体に振動を加えて,どんな現象が起きるのかを研究しています。
ただし,就職先は商社という,エンジニアとは全く違う分野に決めました。

就職活動は非常に手広く行いました。
ほぼすべての業界を見たといっても過言では無いかもしれません。
特に,インターンシップは,人材,保険,信託,商社,メーカー,IT,広告代理店
,といった業界で体験しました。
そして最後は商社にしぼり,内定をいただくことができました。

様々な業界を見たという経験は,実際の面接において「自分にはこの業界が向いている」ということを言うときに説得力をもたせる,非常によい材料になったと思います。

-澤村さんは今現在勉強なさっているエンジニアの分野とは違う商社業界へ進むということですが、どうして他の分野へ進もうと思ったのですか?

勉強している分野は好きなのですが、その分野への関わり方が自分に合わないと感じたからです。
研究室で研究をしていて、あまり楽しくはありません。
物事に深く関わるよりも、広く関わるほうが好きなのだと感じました。
私は様々な場所に行ったり、人と出会ったりするほうがワクワクする。
ですから、エンジニアの道を選びませんでした。

また、どうしても東京で働きたかったという気持ちもありました。
エンジニアは工場が地方にあるため、生活がそこで限定されがちです。
私はどちらかと言うと、様々な刺激が集まっている都会が好きなので、地方での生活に気が進みませんでした。
-非常に様々な業界を見られていた、ということですがその中で志望業界を商社に絞った決め手はなんだったのでしょうか?

この業種が、自分が楽しめる、機械への関わり方であると感じたからです。
私は機械が好きです。
父親が機械関係の仕事をしており馴染みがあり、そして小さいころから動く機械を見ると無限に興奮します。
大学でも好きな機械の分野を勉強しています。

そこで、これからも機械に関わった仕事ができれば非常に楽しいのではないかと考えました。
しかし、このような仕事は色々とあります。
エンジニアは、機械を研究・設計をする。
銀行は、メーカーにお金を貸して良い機械を作るための資金援助をする。
コンサルは、製造工程の無駄を無くし、これからの戦略立案を助言する。
この様に、就職活動をしていくうちに、業種は違えど色々な関わり方ができるということを知りました。

商社の主な仕事を簡単に言うと、誰もやっていないことを考え、実行することです。
それは、今まで自分が生きてきた人生の中で、最も楽しめた経験と重なりました。
また、給料の高さや、海外に駐在できるという点も魅力的でした。

-会社のホームページやパンフレット、市販されている就職関係の本は一度も読まず、OB訪問を非常に重要視して就職活動を行なった、とのことですがそうなさった理由はどうしてでしょうか?

私は、就職活動のためというよりも、色々な人と話すのが好きで、OB訪問をしていました。
しかし、今考えてみると、業界を研究する上でこの経験が非常に大きかったと感じます。
商社は人がすべてであると思うからです。
決して商品を作ってそれを販売しているわけではなく、人間が色々と試行錯誤して頭を動かして考え、そして機会に飛び込んでゆくことで商売をしている業界です。
ですから、結果として多くの人と出会い、その会社の雰囲気をつかむことが、私にとっての業界研究になりました。

-それによって得られた大きなものは何でしたか?

上で述べた「業界の知識」と、そして「人とのつながり」です。
たとえ、その業界、会社に行かなくても就職活動中にお世話になった方々とは、今でも非常に仲が良いです。
今日も、そんな先輩と朝まで飲んで、タクシーで帰ってきたところです。

中でも、伊藤忠商事の先輩に、内定をいただいたという旨のメールを送ったところ、すぐに携帯電話に見慣れない番号から電話がかかってきました。
出ると、「おう、今モロッコから電話をかけているんだけど、おめでとう。それが言いたくて電話したんだ。」と言われ、非常に嬉しかった記憶があります。
そんなつながりも、この会社に決めた大きな要因になりました。

-面接を乗り切る上で何かコツなどあったのでしょうか?

正直であること、これにつきると思います。
嘘をつかず,自分を飾らずに出し切れば,落ちても受かっても満足がいきます。
その逆は,どっちにしろ後々に,非常に不幸になるのではないかと思います。

自分を出し切るためには,自分がどういう人間なのか,ということをわかりやすく相手に伝える必要があると思いますが,それには,自己を徹底的に調べ上げる作業が必要になってくるのではないでしょうか。
この作業を終えた瞬間,就職活動が楽しくなったなぁ,ということを思い出します。

私には将来の目標や,やりたいことがあまり明確ではありません。
なので用意した論理的な志望動機を言うのではなく,自分を認めてもらうという方法をとっていました。

-就活生にアドバイスをお願いします!

できるだけ多くの方と会ってください。
それは、OBの方に限らず、一緒に戦う就活生もしかりです。
私は、就職活動を通して、様々な友達を作ることができました。
今でもその縁はとぎれることもなく、現在では就職活動を通してできた友達とよく、飲んだり遊んだりしています。

就職活動は、就職という一つの通過点のためではなく、人生という長い期間において、非常に有効なものであると思います。
もし、家でだらだらしていてやることが無いのなら、積極的に外に出て数多く出会って見てください。

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