ホーム > ブログ

外資系投資銀行 内定者インタビュー

2009 年 2 月 25 日

この内定者インタビューは、2006年度のDachinco!に掲載されていたものです。
削除依頼などございましたらinfo@s-value.jpまでご連絡ください。

-内定者インタビュー、今回は外資系投資銀行内定者の
東さんにお話を伺いました。

-それでは初めに自己紹介を御願いします。

学部生で金融工学を専攻していました。 就職業界が金融ということで
大学でやったことと仕事の関係は深いです。

学部時代は割りとふぬけた感じで、最低限のことをこなすような感じだったので
とても胸をはって偉そうにモノは語れません。 アルバイト、サークル、お勉強、旅行と
どれもいい感じに手は出せたと思っていますが・・・

就活は早め早めを心がけていきました。 あと、節度を保ちつつ、がっつく感じでした。
興味があった業界は、金融、商社、コンサル、メーカーです。
ただ、業界という括りよりも自分がどういった立場に置かれるのかを
重視して会社を選びました。
就活は夏のインターンで高をくくっていたら全滅だったので、
ゼロからのスタートでした。 またあまり自分に自信が持てないので、
どのように魅せるかということをとても悩みました。
面接や先輩(4年生内定者)との話を繰り返していく中で、
一回一回を大切にして自身の実になるように心がけました。

就職活動の時にこだわったのは2点

・企業の利益と社会の利益の相関性が高い会社かどうか
・自分がどういった環境で働けるのか、どういうメリットを自分が享受できるのか

あと、就職活動はよく例えられる恋愛だと思って取り組みました。

-内定先の事業内容について教えてください。

マーケットサイド、IBD、バックオフィスと分かれており、 いずれもBtoBのビジネス。

マーケットサイドはリサーチによる分析をもとに 証券の売買を行い
そのマージンで収益を得ます。
IBDは企業の資金調達のお手伝いや財務戦略のパートナーとなり、
これもまたマージンで収益を得ます。
バックオフィスは、全両者が行う業務を支える強固なインフラの堅持です。
証券業の場合は、他社よりも失敗が大きな問題となるため、緊張感があります。
いずれも専門性が高めの業務が多いです。

近年、マーケットサイドの自己資本による金融商品への投資に加え、
証券会社が会社や不動産などへ投資するプリンパルインベストメントの
投資から得られる収益も拡大しています。

-内定先の雰囲気について教えてください。

いわゆる競合他社(とりわけ外資系)とは異なる雰囲気を持っています。
金融業界独特の淡白さはそれほど強くはなく、厳しい中にも温かさのある会社という
個人的な印象を受けました。 上司も尊敬できる人ばかりで、将来はこうなりたいという
人物の中で働けることは、就活を終えた段階でとても満足しています。

-自分に自信を持てない就活生は多いと思います。
東さんは、「どのように魅せるか」を悩まれたとのことですが、
ズバリ、自分を魅力的に見せる方法を教えてください。

自己分析の過程で自分のさまざまな側面をできるだけ炙り出して、
それを会社の色に合わせて当てはめていくということを考えました。
もちろん、自分として譲れない個性等は残すべきだと思います。
具体的には、協調性が求められる会社では自分の協調性をアピールできるお話を
用意しておいたり、それに順ずる質問への準備をしたりということです。
つまり、自身への研究(自己分析)と相手への研究(会社分析、業界研究)に
ある程度時間的なコストを割くことで、いい魅せ方の下地ができると思うのですが。

-同じ就活生との話し合いよりも、自分よりも立場が上である人の
コメントを大切にしたとありますが、何か心に残ったコメントはありますか?

僕が書いたESを見てもらった時に、「それで会社の人は、東のどういった
部分を見たいと思うの」というコメントをもらったことがあります。面接などの経験を
たくさんした先輩は、どういう部分を面接官に示せばいいのかをよく知っている、
という風に自分の目に映りました。相手の視点に立つということを
非常に意識に置くように心がけました。

-行き詰った時にはひたすらOB訪問をされたということですが、
OB訪問をすることで何を得られましたか?

いわゆる生の体験談が聞けるというメリットは当然ですが、行くことでの
自分の気持ちが一番変わります。まず、会社説明会で会社のいいところばかりを
列挙した一方的な情報をただ受け入れるという姿勢が変わります。
OB訪問をするための準備(例えば、一定時間間を持たすために
聞きたいことを整理したり、掘り下げたり)をしたり、先方とコンタクトを取る段階で、
自分自身の意識改革がなされると思います。そして、会社の悪い部分という点に
関してもいわゆる本音ベースである程度は答えてもらえるので、
会社を総合的に判断する材料になります。
僕は常に質問で、「弊社の悪い部分」、「キャリアチェンジをどのように考えるか」の
2つを聞いていました。

つまり、準備の段階での自分の就活へのモチベーションの向上と
会社のネガティブな側面の情報が得られるという2点が得られたと実感しています。

-学生時代、バイトや語学研修など様々なことに
挑戦されたとのことですが、就活生に対して、「学生時代これをやっておいた方がいい」と
いうアドバイスがありましたらお願いします。

学生でしかできないことは、どういうことかということを
自分で考え、確実に実行に落とすことは重要だと思います。
ベンチャーをやる、インターンをやるというのは、学生でやるべきことなのかどうかは、
人によって意見が分かれます。
旅行やバイトは時間の無駄という人もいるでしょう。
だからこそ、自分の主観ベースで一生のうちで学生でしかできないことに
没頭することは個性が出ると思います。

抽象的な説教みたいでごめんなさい。

僕の場合は

1位 旅行
2位 恋愛
3位 節度を越えた飲酒

だと思いました。

全てに共通する部分は、時間的な余裕と精神的なゆとりがあるからこそ
楽しめることだと思います。
勉強とか真面目なモノが入ってなくてすいません。

これをしたから就活がうまくいくっていう普遍的なものはなく、なにをやっても
その人の個性を磨くと思うし、それをうまくプットアウトできるかどうかが
就活の鍵ではないかと個人的に考えます。

-それでは最後に、これから就職活動を行う就活生、
そして金融業界を受けたいと考えている就活生にアドバイス・メッセージを 御願いします。

>就活生

みなさんの周りにいる、就職でうまくいった先輩やメンターをうまく見つけて、
たくさんお世話になってください。こういうこと聞かれると迷惑かなっていう遠慮は
なくていいと思います。そしてたくさんお世話してもらったら、その分近い将来
後輩にたくさんお世話してあげてください。一生に一度しかない就活ですから。

>金融業界を受けたい方

他の業界と比べると、淡白な方が多いとか、さばさばしてるとか冷たいとか
ネガティブな印象が人の性格としてよく挙げられる業界ですが、
あまり面くらったりせずガンガン聞きたいことは聞きましょう、いい人も多いはずです。

そして、早めに内定が出る傾向にある上に、内定を出す数も多い業界なので
他の業界と天秤にしばしばかけられます。決断は本人の自由なのは当然ですが、
会社には誠意ある態度を心がけていただけると、お互い気持ちよく
次の春を迎えられると思います。がんばってください。

-東さん、ありがとうございました!

  • 経験を話すだけ、長所を伝えるだけではダメ?差がつく自己PRの作り…
  • 意外と深いSPIの注意点。面接との一貫性を持たせよう
  • 【通過ES事例】「人とつながり」をテーマにした自己PR例(機械メ…
  • 【通過ES事例】あなたの強みを教えてください(金融業界)
  • 「体力だけ」と思われないために…就活で体育会での経験をどうアピー…
  • 女性が多い百貨店の職場。男性には大変?それとも…?
  • 地図に残る仕事の魅力、建設業の現場管理とは?
  • コメントは受け付けていません。