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【指南書7】エントリーシートのラストでWILLを語ることの重要性

2009 年 1 月 21 日

指南書6でポジティブアピールの重要性をお伝えしました。
ここでは、そのポジティブアピールの最たるものとしての「WILLのアピール」を紹介しておきましょう。

これはリクルートエージェントのキャリアコンサルタントである細井智彦氏が著書「転職面接術」の中で語っていらっしゃることです。
そこではゴルゴ13の話をされていらっしゃったのですが、これが非常に参考になるので引用しつつ説明したいと思います。

細井さんは「ゴルゴにWILLは求めない」というタイトルをつけています。
これはどういうことでしょうか?

簡単に言えば、「ゴルゴに仕事を依頼する人は、ゴルゴが“どんな殺しをしたいのか?”(WILL)を尋ねても意味が無い」ということです。
殺しは一過性の仕事ですから、別にゴルゴがどんな形で殺しを行おうと文句はないわけです。任務を完遂さえしてくれれば依頼者は文句が無い訳です。
ゴルゴには過去の実績(CAN)がありますから、それだけで良い訳です。

ところが、志望理由はそのCAN(過去の実績)とは親和性が無く、WILL(未来への意志)とは非常に親和性があります。
学生の就職活動の場合には特にそうで、CANは別段重要ではありません。
重要なのは先の指南書でも述べた「可能性」(つまりPDCA)です。
学生がエントリーシートで書くべきは、PDCAとWILLなわけです。

ただ、WILLを明確に持っているだけの学生はウケが悪いです。
そのWILLに向かって行動を起こしている学生はウケがいいです。
ここも「具体性」が関係しています。
過去の反省や改善から、WILLに向かって努力している学生。
WILLに向かって、自分で出来ることに全力で取り組んでいる学生。
やはりそうした「頭」と「身体」の両面を備えた学生が、採用担当者には刺さるのです。
具体的な行動というのは強いです。
「身体を鍛えています」というよりも「毎日腹筋を300回、計1年続けていました」という方が、説得力がありますよね?
それと同じことです。

では、そのWILLとはどうやって表現するのがよいのでしょうか?
一つ楽な方法としては、エントリーシートのラストに「目標」や「夢」の形で入れ込むというやり方です。
「今後はもっと○○を心掛けていきたいと思います」
「将来はこの経験を生かして、□□といった面で貢献していきたいと思います」
などなどです。
特に自己PRではこうした構造が効果的です、理由は簡単で「それだけでPDCAのCとAを表現できるから」です。

【参考エントリーシート】
ゴールドマン・サックス エントリーシート

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