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【雑記】誰もが第一志望にいけるわけではない(仕事の具体的なイメージを持とう!)

2009 年 1 月 21 日

就職活動において学生が必ず勘違いすることがあります。

「どこかに必ず自分がやりたい仕事がある」

ハッキリ言えば、これはウソです。
働いたこともないのに、「これが自分の天職だ!」などと言える訳がありません。
論理的に考えれば当然のことですが、理想の仕事などは存在しません。

社会人もそれを分かっています。
人事は「仕事の表も裏もキチンと学んできたか・・・」という部分を見ています。
華やかな仕事など存在しない、その裏にある徹底的に泥臭い部分を理解しているか。
何よりも採用担当者が学生にアピールして欲しいのは、

「キチンと仕事のことを勉強してきているか」

です。
学生時代にどんなことをやってきていようと、仕事に対するイメージを漠然としか持っていない学生を、企業は採用しません。
よく言われる「企業は妥協してまで採用予定人数を満たそうとはしない」という言葉。
これは真実です、どこの人事もそう言っていました。
人気企業はそれでも人が集まるから問題無いわけですね、徹底的に厳しい目でチェックしていくことが可能なわけです。
売り手市場等と認識しているようでは、確実に落とされると思った方がよいでしょう。

もう一つ、学生が第一志望に行けない理由は物理的なものです。
それは

「採用人数は限られている」

ということです。
現在、新卒就職活動生は45万人いると言われています、対して求人募集枠は90万人です。
この数字には色々と補足説明しなければならないものがあるのですが、とりあえずここではこのままいきます。
これだけの差がありますが、ではいわゆる人気企業の採用枠はどうなっているのか?
伸びている業界もあれば、かなり絞られている業界もあります。
ただ、大抵学生に人気が出る業界や企業は限られています、そしてそういった企業は大抵、一定数の採用枠を用意しているみたいです。
なぜなら、大体が大手企業だからです。
しかし、彼らの採用に対する姿勢は厳しいものになっていっていると言えるでしょう、働くことを曖昧にしか考えない学生が増えたからです。

第一志望にいけない理由。
 「入社前、どこにも天職などというものは存在しない」
 「人数制限という物理的な原因」
簡単に言ってしまえばそういうことです。

では、第一志望に行くために必要なこと

「仕事を理解する」

というのは何を言っているのでしょうか?
簡単に言ってしまえば、業界研究や仕事研究、OB・OG訪問を重ねることで、働くイメージを固めていくことです。
シンプルに言えばそういうことです。
それに加えて、行きたいと思っている企業と自分が「物理的にでは無く、精神的に合っているか」を確かめることも含まれます。
これは感性レベルなので、実際に社員に合って、話を訊いたり雰囲気を感じたりするしかないですね。

では、業界研究や仕事研究では何を知ればいいのか?
どこまでやればいいのか?

それは企業に依るところがあるというのが現実です。
案外、仕事のことなど理解していなくても、入れてしまう会社も現実にはあります。
ただ、そこには確実に理由が合って、「知識も何も無いけど、こいつはうちに合う」、たったそれだけの理由で採用される人もいるのが事実です。
ただ、最低限必要とされるものを理解しておくのは、必要なことです。

最低限とは・・・?
色々な指標があるかと思います。
 ・仕事の流れを知る
 ・ポジティブ面もネガティブ面も訊いておく
 ・他企業との事業戦略や文化の違いを明確にしておく
 ・理念との共鳴を確かめる
 ・業界本を一冊覚えるくらい読み込み、現実そうか確かめる

やり方とどこまでやるかは人それぞれです。
ただ、仕事の「5W1H」くらいは理解しておくことが必要です。
企業は「何を」「誰に」「どうやって」提供しているのか?
それが必要最低限としては挙げられるでしょう。

例えば、メーカーの事業を考えてみましょう。
仕事には部品が必要ですね、部品を「調達する」仕事があります。
これが「調達」と呼ばれる仕事です。
しかしてその中身は・・・

 ・部品の調達はどうやって行われるのか?
 ・工場に出向き、実際に現場で部品を見る、知る、説明を受ける。
 ・時には海外まで行って、コストと戦う。
 ・工場の人と交渉・折衝をした後、値段や仕入数等を決定する。
 ・部品の品質管理にも係わるため、数理的な素養も必要。
 ・故障報告が入ると、部品の差し替えにおける選定業務等も行う。

などなど。
「海外を飛び回って、色々な人と交渉・折衝を繰り返す仕事」と言うと華やかな感じですが、基本的に大部分は細々した資料や対応業務ばかりです。

事業レベルでも同じことです。
外資金融と言っても、
 ・企業の資金調達やM&Aサポートを行うIBO
 ・資金を運用して自社の利益に還元するトレーディング
 ・投資家への株式関連のアドバイス等を行うセールス
などが主ですが、他にも調査本部やテクニカルなシステム部分もあります。
その各々で特性がまったく変わってきます。
投資銀行はクライアント企業のサポートをしますが、トレーディングはそのクライアントの株価を売ります。
つまり、極論すれば、お互い相反する仕事を一つの企業内で行っているわけです。
時に部署間でギスギスすることもあるようです。

「実施に自分が社内に入った時にどういった仕事をするのか?」
案外、学生は表面的にしか理解していない場合が多いです。
一つのプロジェクトや1日など、業務や日単位当たりでどういった働き方をするのか、具体的に頭でイメージできて、説明できるくらいのレベルには達しておいた方がよいでしょう。

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