ホーム > ブログ

野村不動産 エントリーシート

2009 年 1 月 21 日

今回は野村不動産のエントリーシートです。
ゼネコンや不動産では、初のエントリーシートですね。
09卒としては1社も見なかったので、なかなか厳しかったですが・・・。
〆切は「7月16日」です。

【課題内容】
1:学生時代に一番力をいれたことについて教えてください(500文字以内)
2:当社のインターンシップを志望される理由を教えてください(500文字以内)

【記入例】
1:
大学時代、裸一貫で東京から京都まで自転車旅行をしました。敢えて計画を立てず、旅先でお金を貯めて必要な物資を調達したり、行く先々の民家に交渉して泊めてもらったりする原始的なものでした。
その道中で、資金と寝床のために、長野県のとある商店街の八百屋にお世話になりました。そこでしばらく過ごしたある日、私は1つ69円のトマトを不注意から潰してしまいました。その場は特に何も無く収まったのですが、その夜、私はおじさんに徹底的に叱られました。店長はトマト1つの購入・運搬・準備に多くの時間を割き、興味を示したお客様に売り込み、それでも購入してもらえないかもしれません。八百屋の商売は、野菜が売れなければ、生活の糧が手に入らないことを意味します。企業組織は失敗に対してある程度の寛容を示すことが多いですが、八百屋は1日の売上が自分の生活に直結します。それに気付かずに、心のどこかで「潰したといっても69円」と思っていた自分が、凄く恥ずかしくなりました。
それ以降、内容に関わらず、どんなことにも徹底的に泥臭く取り組む姿勢を意識的に心掛けるようになりました。どんなことでも自分の糧とするように動いてきました。
(495文字)

2:
不動産ビジネスに興味があり、実際に業務を体験してみたいからです。
学生時代のアルバイトやビジネスコンテスト等の経験から、将来は「対話や折衝を通じて、チームで一つの思いを形にする仕事」に携わりたいと思っています。
中でも特に、企画業務に惹かれています。販売や銀行、設計事務所等と連携して土地に新たな価値を付加し、人々の生活の向上に貢献できる土地企画業務は、そのスケールの大きさと地道な折衝の積み重ねに魅力を感じます。また、物件内の企画等にも、人々の生活ニーズを汲み取り形にする仕事である点に魅力を感じます。大小さまざまな可能性を持つ不動産企画に、将来は携わりたいと思っています。
インターンシップでは、業務の理解を深めると共に、そこで自分がどういったキャリアを歩んでいくのかを具体的にイメージしたいと思っています。不動産の証券化やコンバージョンなど、毛色がかなり違うビジネスモデルも混在し、具体的な将来イメージがぼやけているのが本音です。不動産ビジネスの世界で、自分はどういった貢献が出来るのか、どういったキャリアを積んでいけるのか。仕事と自分を擦り合わせつつ、曖昧な業務イメージを具体化したいです。
(496文字)

【前提】
基本的なエントリーシートの書き方は下記アドレスに譲ります。

【インターンシップ用のエントリーシート対策】
http://ameblo.jp/dachinco-intern/entry-100896474

エントリーシートは基本的に
 ・文字数を考えずに、とりあえず書いてみる
 ・文字数を調整するために、伝えたい内容に優先順位をつける
 ・単語や内容を削って少しずつ文字数を少なくしていく
といった流れで書くのがオススメです。
最初から書きたいことを絞る書き方はあまりオススメできません、文字数に縛られたエントリーシートは、大体無理が生まれてしまいます。

【1:学生時代に力を入れたこと】
本当はアルバイトでいこうと思ったんですが、初挑戦ということもあって、少し気合いを入れて書いてみました。
というわけで、そうした時に使うエピソード「自転車旅行」です。
構造としては、
 ・具体的な活動内容(100~150文字くらい)
 ・具体的な印象エピソード(300文字くらい)
 ・感じたこと、学んだこと(50文字くらい)

スケールの大きさの割に細かい仕事の多い不動産業界なんで、そこに繋がるエピソードとしてこれを選んだという意味合いもあったりします。

どこでも語ってきましたが、具体的な数字や流れを重要視しています。
こちらに関しては、他のエントリーシートも参照して下されば大丈夫でしょう、あまり語ることはありません(というか、今まで語り過ぎていますので)

【2:志望動機】
重要なのはこちらです。
今回は色々な示唆を含ませた感じのエントリーシートにしてみました。

構造としては、
 ・志望動機(20文字くらい)
 ・そのキッカケ(50文字くらい)
 ・不動産業務への興味の一つとしての企画(200文字くらい)
 ・インターンシップへの意欲を業務に絡めて(200文字くらい)

業界全体への興味から語ることも考えたのですが、インターンシップ内容も考慮して、今回は「企画職」を特に押して書いてみました。
大体、不動産業務の志望動機として多いらしいのが(色々な本に依れば)、
 ・地図に残る仕事
 ・スケールの大きな仕事
だそうです。
ただ、僕にとっては「商品を使われている実感がある仕事」と「チームで作り上げる仕事」という点に魅力を感じるので、それ(特に後者)を中心に話を進めています。

気をつけたいのは、いかなる志望動機であれ、「それを業界と関係づける」ということです。
例えば、「地図に残る仕事」だと、地図に残るのは建物だけではありません(道路なども残りますよね?)
「スケールの大きな仕事」だと、例えば宇宙船を作ったり、造船などに携わったりする方が大きいでしょう。
「スケール」だけで言えば、建物のスケールではなく、抽象的な規模もあります。
商社のような「グローバルさ」、インターネットのような「可能性」、鉄や石油等のメーカーのような「基幹的ビジネス」、鉄道や通信等のインフラのような「社会インフラ」など、スケールの大きさには様々な観点があります。
どんな観点におけるスケールに魅力を感じるのかが、ポイントになるでしょう。

僕の場合は、生活実感や企画職における業務の流れ、さらにはアセット・マネジメント等にも関係する多様性などを交えつつ、業界全体の概要と自身の志望理由をリンクさせています。

インターンシップへの心構えでは、今回は「キャリア」を中心にしてみました。
業務理解は、何度も書いてきたので、今回はこれで試しに書いてきました。
不動産業界は結構、職種だけではなく、業務内容においても多岐に渡る世界のようです。
「毛色の違うビジネスモデルも混在」しているので、そこに焦点を当てて「キャリアが見えない」という風に繋げてみました。
そこから、自身の将来を模索するという意欲を見せることで、業界理解を深めたいというありきたりな理由に説得性とより強い意欲を付与しています。
これが吉と出るか、凶と出るかは微妙なところですが・・・。

職種限定的なインターンシップならば、限定的な内容を書くのは問題ありません。
しかし「業界理解を深めたい」を理由にしたエントリーシートで、職種限定的なエントリーシートの書き方をすることは、あまり望ましくありません。
理由はお分かりのように、本末転倒だからです。
ですのでこれは、純粋に意欲だけで通ることが出来るか、それを試した実験的なエントリーシートです。

  • 経験を話すだけ、長所を伝えるだけではダメ?差がつく自己PRの作り…
  • 意外と深いSPIの注意点。面接との一貫性を持たせよう
  • 【通過ES事例】「人とつながり」をテーマにした自己PR例(機械メ…
  • 【通過ES事例】あなたの強みを教えてください(金融業界)
  • 「体力だけ」と思われないために…就活で体育会での経験をどうアピー…
  • 女性が多い百貨店の職場。男性には大変?それとも…?
  • 地図に残る仕事の魅力、建設業の現場管理とは?
  • コメントは受け付けていません。