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東京電力 エントリーシート

2009 年 1 月 21 日

今回は東京電力のエントリーシートです。
テーマごとの募集人数が少ないので、相当難しいかと思われます。
〆切は「7月11日」です。

【課題内容】
1:東京電力のインターンシップを選んだ理由と、希望するコースの中で学びたいことを具体的に記入してください。
2:今までの自分を振り返って、何かに熱中して取組んだエピソードについて具体的(例、掲げた目標、取組んだ理由、取組んでの感想等)に教えてください。
3:自由記入欄

※字数制限があるようなのですが(自由記入は500文字以内)、確認できていません

【記入例】
1:
コース:(13-a)【東京電力の新事業開発】
エネルギー・環境分野あるいは住環境・生活分野における新規事業の企画・立案を行う。
なお、テーマ選定にあたっては本人の希望を考慮の上、決定する。

「人々の生活インフラを支えるエネルギー産業の基本を学びたい」、そして「事業立案に挑戦して自分を成長させたい」からです。
学生時代、裸一貫で自転車旅行へ行ったことがありました。お金は持たず、資金や寝床は常に行く先々で調達・交渉をしていました。その中で、時に寝床が見つからず、川辺や公園で野宿をすることも多くありました。その中で、生活インフラの有り難さを痛切に感じました。就職活動に際して色々な業界を知りたいとも思っており、貴社のインターンシップへ参加しようと思いました。
エネルギー産業は、省エネ、クールビズ、環境問題など、人々がエネルギーを利用する上での制限が年々増えています。また、旅行で出会ったり、フリーペーパーの購入等から知り合ったりしたホームレスの方が興味深いことを仰っていました。「家で最も金を食うのは水と電気。金が出来ても家を借りられないのはそこが高いから」。いかに安く、効率良く、かつ環境に優しいエネルギーの供給を実現するか。人々が必ず必要とするものだからこそ、彼らの目も厳しいものです。安易な値上げ等が通用しない、そのニーズに挑戦してみたいと思いました。
そこから、希望テーマを選択しました。事業を包括的に理解したい、中でも消費者目線を深く知りたいと思ったからです。事業の立案を通して会社を横断的に理解するだけではなく、顧客の目線を交えたビジネスとしてのエネルギー産業の全体を学びたいと思っています。また事業の立案を通して、自分が旅行を通じて感じた思い(例えば、エネルギーを地域によってシェアするのが望ましい)や学生らしい視点を提供することで、少しでも貴社に貢献できればと思っています。実際の現場と事業立案を通して、事業について学びつつ、そこから思ったことを形にしていく実行力も磨きたいと思っています。
(756文字)

2:
4年目に入った大学内のチューターアルバイトです。主な仕事は「パソコンスキルの講義の授業補助」と「パソコン教室の開放利用の監督業務」です。仕事の中では常に、自分だけではなく、メンバー全員が働き易い環境を整備することを考えていました。
1年目終了間際、チューター組織全体の仕事に対する意識の低さを感じました。先輩や事務員の方に話を訊いてみましたところ、「人数が一気に倍加したこと」が原因だと分かり、先輩2人とチームを立ち上げ対策案を考えました。そして「情報共有サイトの構築」「組織再編」「新たな、そして高度な仕事の調達」を実行しました。ノウハウやスキルの共有、世代間の交流、そして任せる仕事の高度化が必要だと思ったからです。
しかし、最初は巧く回りませんでした。一気に仕事の量・質が増大したことで、新メンバーのスキルや時間がパンクしたのです。そこで私は「メンター制度」を提案・導入。新メンバー数人に対して古参メンバー1人をメンターとして割り当てました。仕事のアドバイスや業務フォローを行いました。その後、仕事も巧く回り、徐々に組織も活性化していきました。
メンター制度は今年度、新スタッフが継続してくれました。「去年、凄く助かった」と言ってくれたことで、苦労が報われ凄く嬉しかったです。ただ、この時はその場対応が多くなり、事後的な問題を予測できていなかったのが反省点でした。
(582文字)

3:
何にでも泥臭いのが私の特徴です。
例えば「答えられないのが悔しくて、たった10数単語のギリシア語文の文法を調べるために朝から晩まで本屋を回り続けたり」「ビジネスコンテストで企画を潰されるたびに倍の数を提案したり」等、とにかく泥臭くやってきました。
しかし昨年、とあるベンチャー企業の社長の方とお会いして変化がありました。自分は今まで「まず脊髄でモノを考える」癖がありました。ただがむしゃらなだけで、頭は事後的に使っているだけでした。
それ以来は「考動」を心がけ、頭もより泥臭くなりました。例えば、所属していた学生団体では、イベントの広報の一貫でビラ配りを行いましたが、ただ漫然と仕事をしないことを心掛けました。ビラを配る姿勢、声、語気、売り文句等を適宜変えていき、どういった配り方が最も良いのかを徹底的に考えながらやりました。部分部分をほんの少し変えるだけで(例えば、配る方のビラだけではなく持っているビラも見せる。残り少ないのが分かると案外取ってもらえる)、大きな成果が出ることに驚きました。
目下、「時間を言い訳にしない」を目標に、効率良く物事をこなすことで、この姿勢をより磨いていきたいと思っています。
(500文字)

【前提】
基本的なエントリーシートの書き方は下記アドレスに譲ります。

【インターンシップ用のエントリーシート対策】
http://ameblo.jp/dachinco-intern/entry-100896474

エントリーシートは基本的に
 ・文字数を考えずに、とりあえず書いてみる
 ・文字数を調整するために、伝えたい内容に優先順位をつける
 ・単語や内容を削って少しずつ文字数を少なくしていく
といった流れで書くのがオススメです。
最初から書きたいことを絞る書き方はあまりオススメできません、文字数に縛られたエントリーシートは、大体無理が生まれてしまいます。

【1:インターンシップとテーマの志望動機】
構造としては、
 ・理由を端的に(50文字くらい)
 ・そのキッカケ(150~200文字くらい)
 ・エネルギー産業への興味(200文字くらい)
 ・希望テーマへの興味(300文字くらい)

実験的なエントリーシートです。
事業内容よりも、エネルギー産業への実体験から来る興味でまとめました。
大体の場合、建築、土木などの研究をやってきた理系学生が志望者としては多いと思います。
文系募集可能枠のテーマにしても、やはり専門性が高いので、ある程度、各々のテーマに関してつっこんだ志望理由が必要かと思います。
その点で、このエントリーシートは不十分かと思われます。

選んだテーマは新規事業立案にしてあります。
事業の包括的理解と消費者に近いところから業界を理解したいという形でエントリーシートを書いているからです。
(ちなみに第二希望はマーケティング、第三希望は生活エネルギー営業です)
そこから第二段落では、自分なりの視点から現在のエネルギー産業への興味を語っています。
「インフラ産業」であるという視点から、「人々が必ず必要とする」ということ。
新たな事業モデルを構築する必要などを軸にしています。

最終段落では、希望テーマについての志望を書いてあります。
その中では、冒頭で志望理由とした「事業の理解」と「成長」を中心にまとめています。
ここでの注意は、「成長したい」という志望理由です。
本選考でも多いですが、「成長したいから」という志望理由から選考を受けている人はけっこう沢山います。
しかし、
 ・なぜ成長したいのか?
 ・具体的にどう成長したいのか?
が抜けている人がたくさんいました。
成長志向が強いことは過去の体験などをアピールすれば案外見えますが、成長をどう捉え、具体的にどうなりたいのかをイメージできている学生は、あまり多くはないようです。
ここでは「考えること」と「それを実行すること」の2点を挙げています。
「成長したい」と漠然と思っている学生さんは、是非、この2点を考えてみて下さい。

【2:熱中したエピソード】
熱中という観点からすると、少しずれるかもしれませんが。
ここでも重要なのは、PDCAです。

構造としては、
 ・バイトの概要(100文字くらい)
 ・現状分析(P)とその実行(D)(200文字くらい)
 ・改善策の分析(C)と実施(A)(200文字くらい)
 ・思ったこと(100文字くらい)

終始一貫して「考え、行動する」という流れになっています。
自身の体験を語る「自己PR」や「学生時代、頑張ってきたこと」などは、
やはり「具体的に語る」ことが重要です。
サークル活動やアルバイトなどは、相手が同じことをやっていればよいですが、
お互いが共通の話題を持っていることは、むしろ少ないです。
相手がイメージし易いエントリシートにすることを心掛けましょう。

また、こうしたエピソードの場合、経験則ですが、
「最後に反省や改善アピールをする方が、向上心が見える」
ので、良いのではないかと思います。
「その前で既にアピールしているからいらないんじゃないの?」と、最初は僕も思っていたのですが、
どうやら採用担当者からすると、

「次なる目標が明示できないとなると、一過性の経験なんじゃないか・・・?」

と感じるそうです。
規模に関係なく、どんなことでもやはり「次に繋がること」が重要です。
どうやら書けるなら書いておいた方が、良いみたいですね。
あまりシビアになることはないかもしれませんが、お伝えしておきます。

【3:自由記入欄】
何を書いてもいいわけですね。
勉強を語ることで、広さをアピールしてもいいと思いますし、自身の強みをもっと語るもよし、
会社について思うところを書いてもよいでしょう。

今回は「自分の特徴」のアピールです。
構造としては、
 ・一言、強みを(20文字くらい)
 ・その具体例(100文字くらい)
 ・そこからの反省(100文字くらい)
 ・そこからの改善と具体的な行動(250文字くらい)
 ・今後の目標(50文字くらい)

設問2と同じようなアピールになっているので、
採用担当者からするとあまり面白くないかもしれません。
このように、

「エントリーシートで似たようなネタを複数使うことは、あまりオススメしません」

何十、何百という大量のエントリーシートを見ていると、
やはり採用担当者も人間ですので「飽き」も「疲れ」も出てきます。
エントリーシートは一次選考の「足切りツール」であると同時に、
面接における「質問ツール」でもあります。
やはり、多くのネタを入れておいた方が、こちらとしても面接等でやり易くなります。
一つの話題で話に困ったら、別の話題に切り替えればいいのです。
咄嗟にやると、採用担当者のイメージを即座に構築するのは難しいですが、
予めある程度のイメージがあれば、咄嗟に話題を変えても、案外話ははずむものです。

今回はアルバイトという世間的には「お金稼ぎ」という色合いの強いものを一つ使ったので、
「自主性」の色彩の強い学生団体の活動を挙げておきました。

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