ホーム > ブログ

【指南書3】「面接でツッこんで欲しい!」ことは、必ずESで布石を打っておこう。

2009 年 1 月 21 日

指南書2では、成果の大きさではなく、プロセスが重要という話をしました。
しかし、プロセスって、沢山のことをやっていますよね?
ここではその沢山のことから、自分が最もアピールしたい部分を前面に押し出すためのテクニックを紹介します。

エントリーシートは大体、一次選考として使われます。
とりあえず書類選考で一気に落として、採用を効率しようというためのツールです。
社員も忙しいですから、学生全員に会っている余裕がないためです。

しかし、もちろんエントリーシートはそこでお役御免なわけではありません。
面接などでも使用されます。

面接で重要なことは何だと思いますか?
色々と思いつくかと思います、「分かり易く話す」「相手の目を見て話す」「結論ファーストで伝える」などなど。
その中で、僕が“出来たら”心掛けて欲しいのは、
「自分が面接でアピールしたい事柄は、そこをツッこんでもらえるエントリーシートのつくりにしよう!」
ということです。

面接を通過する上で最強の手段は、
当たり前ですが「自分が答えたいことを答えるように、面接官を誘導する」ことです。
突発的な質問ではなくて、自分がアピールしたい部分をツッこんで貰えれば、それほど嬉しいことはありませんよね?
面接を「面接官が支配する空間」ではなく「自分が支配する空間」に出来れば、これ以上自信を持って話せるシチュエーションはありません。
(それが難しいんですけどね・・・)

そのための一手として僕がよくやっていたのが、
「敢えて曖昧に書くことで、ツッコミのポイントを作っておく」
「興味を誘発し易い表現を使う」
という2つの手法です。

前者は簡単です、要は「この話をアピールしたい!」ということを敢えて抽象的にエントリーシートに書くのです。
参考エントリーシートを例にします、損害保険ジャパンのエントリーシートの設問1を見て下さい。
ここではラストで「どんなに小さなことにも徹底的に取り組んだり、気を遣ったりするようになりました」と、漠然とした書き方をしています。
理由は簡単で、「具体的にはどういった取組をしてきたの?」とツッこんで欲しいからです。

また後者ですが、こちらは設問2を見て下さい。
ここでは100文字という短い字数の中で「旅行の特徴」を端的に表現するために、捻った表現を使っています。
 ・「裸一貫」:旅行の具体性はなくとも、興味を持って貰える一言
 ・「資金や寝床の調達」:資金や寝床は「調達」という表現を普通は使わない
 ・「アクシデント」:「楽しかった」という表現と真逆にあるため、ツッこまれ易い
一応、旅行の特徴を興味深く書き出せたのではないかと、勝手に思っています。

ただ注意して欲しいのは、曖昧な表現を使っているため、説得力が無いと思われたら終わりということです。
設問1のラストは、そこだけをアピールしてもどうしようもありません。
その前の自転車旅行におけるトマトの話が、このラストの部分の説得性を担保しているのです。
「69円のトマトで怒られたくらいだから、相当泥臭いんだろうな」というイメージを先に植え付けておき、その上で読み手がラストの部分にさしかかります。
ですので、最後の表現にも、「曖昧さから来る説得力の無さ」ではなく「ツッこみたいという興味」を喚起できるわけです。

曖昧な表現はエントリーシートではあまり使うべきではありません。
こういった書き方もありますよ程度に認識しておくのがよいかと思います。

【参考エントリーシート】
損害保険ジャパン エントリーシート

NEXT → 【指南書4】読み手が情景を思い浮かべ易いエントリーシートを書くように心掛けよう。

  • 経験を話すだけ、長所を伝えるだけではダメ?差がつく自己PRの作り…
  • 意外と深いSPIの注意点。面接との一貫性を持たせよう
  • 【通過ES事例】「人とつながり」をテーマにした自己PR例(機械メ…
  • 【通過ES事例】あなたの強みを教えてください(金融業界)
  • 「体力だけ」と思われないために…就活で体育会での経験をどうアピー…
  • 女性が多い百貨店の職場。男性には大変?それとも…?
  • 地図に残る仕事の魅力、建設業の現場管理とは?
  • コメントは受け付けていません。