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リーマン・ブラザーズ エントリーシート

2009 年 1 月 21 日

僕の周囲の09卒生の就活はもうほぼ終焉みたいです。
10卒生の後輩からの電話やメールが最近、かなり多くなりました。
・・・早いって、もっと遊べって(笑)
ま・・・、企業の方が待ってくれないんでしょうね・・・、悲しいかな。

さて、今回はリーマン・ブラザーズのエントリーシートです。
https://saiyo.axol.jp/09s/lehman_s/mypage/
今回は定番といいますか、投資銀行部門志望です。
エントリーシートの設問3が良い質問で、それを使いたかったからなのです。
〆切は「7月21日」です。

【課題内容】
1:自己PR(400文字以内)
2:投資銀行本部への志望動機(400文字以内)
3:友達の中での自分の役割(400文字以内)

【記入例】
1:
何にでも泥臭いのが私の特徴です。
例えば「答えられないのが悔しくて、たった10数単語のギリシア語文の文法を調べるために朝から晩まで本屋を回り続けたり」「ビジネスコンテストで企画を潰されるたびに倍の数を提案したり」等、とにかく泥臭くやってきました。
しかし昨年、とあるベンチャー企業の社長の方とお会いして変化がありました。自分は今まで「まず脊髄でモノを考える」癖がありました。ただがむしゃらなだけで、頭は事後的に使っているだけでした。
それ以来は「考動」を心がけ、頭もより泥臭くなりました。例えばウェブコンテンツを企画するビジネスコンテストにおいて、以前ならアイデア勝負でしたが、論理性・戦略性を重視しました。メディアとターゲットの特性から「5W3H」に基づいて企画するのが最も効果的と判断し、野外インタビュー等も徹底してマーケティング等に力を入れました。結果も優勝で、それまで以上に充実していました。
(400文字)

2:
投資銀行部門で働くことの魅力ややり甲斐に加えて、仕事の本質や覚悟すべきことを学びたいからです。
私は学生時代、ビジネスコンテストへ参加したり起業した友人を支援したりした経験から、人々や企業の成長を支えられる仕事がしたいと思っています。その中でも特に社会貢献度が高い投資銀行業務に惹かれています。
企業はいくら素晴らしい事業を行っていても、ファイナンス部分が円滑かつ順調に回らなければ財務破綻や非合理的な経費削減等を誘発してしまいます。特に日本企業はリストラ等の表面的解決策を講じる傾向にあり、根本的な財務管理がまだまだ手薄であると感じます。
効率的な資本調達や経営資源の再配分、さらには合併・買収戦略のアドバイザーとして機能する投資銀行部門は、最も自分が望む働き方が出来る世界であると感じています。その世界のポジティブな面もネガティブな面も体得したいと思い、応募させて頂きました。
(387文字)

3:
人々の気付きや成長を支えるレバレッジの役割です。
大学時代、起業した友人を支援したり、ビジネスコンテストに参加したりしてきました。そうした活動の中で、私は常に全体を俯瞰して客観的に状況を分析したり、盲点となっている新たな観点を提供してミーティングや事業推進における閉塞感を打破したりしてきました。
例えば、モバイルコンテンツの新規事業を立案するコンテストでのことです。事業アイデアを出し合っていた時、50ほどのアイデアが出た段階で失速しました。そこで私は、既出のアイデアの特性を分析し、欠けていた「他業種の観点」からのアイデア(ネット広告の金融商品化や株式投資型広告モデル)を提案しました。最終的には250個近くのアイデアを出せ、深化できたアイデアからコンテストでも優勝できました。
客観的・論理的思考を活かしてメンバーの気付きや成長を下支えすることが、性格的にも能力的にも私の最大の強みでした。
(395文字)

【前提】
基本的なエントリーシートの書き方は下記アドレスに譲ります。

【インターンシップ用のエントリーシート対策】
http://ameblo.jp/dachinco-intern/entry-100896474

エントリーシートは基本的に
 ・文字数を考えずに、とりあえず書いてみる
 ・文字数を調整するために、伝えたい内容に優先順位をつける
 ・単語や内容を削って少しずつ文字数を少なくしていく
といった流れで書くのがオススメです。
最初から書きたいことを絞る書き方はあまりオススメできません、文字数に縛られたエントリーシートは、大体無理が生まれてしまいます。

【1:自己PR】
GSと比べると、若干しょぼい内容になっている実験エントリーシートです。
構造としては、
 ・強み(20文字くらい)
 ・具体的事例(100文字くらい)
 ・反省と改善(100文字くらい)
 ・反省を活かした後の具体的取り組み(200文字くらい)

基本はやはりPDCAです、外資金融ということで特にその色を強く出しました。
頭の戦略性(ものを考える力)や柔軟性(多面的・客観的に物事を把握する力)がものを言う世界(投資銀行本部)ですから、そこに重きを置きました。

欠点としては、前半部が若干こどもっぽい感じなことです。
ウェブエントリーシートは、当たり前ですが写真すら送れません。
つまりエントリーシートから滲み出る人柄が、イコール採用担当者のイメージです。
内容がこどもっぽければ、やはりどれだけ実際に知性味溢れる人間でも、面接でアピールできないことには意味がなくなります。
たかが言葉一つ、と思わず、一つひとつの単語レベルで高尚な印象を出せるようにするのがよいでしょう。

【2:投資銀行本部への志望動機】
構造としては、
 ・端的に志望動機(50文字くらい)
 ・具体的なキッカケ(100~150文字くらい)
 ・キッカケから学んだ自身の見解(100~150文字くらい)
 ・志望動機をまとめる(100~150文字くらい)

日興シティ・グループ証券と同じです。
設問1の自己PRが泥臭さアピールで結構こどもっぽくなったのに反して、こちらの志望動機はファイナンスに対する「自身の見解」をアピールすることで、知的な印象を伝えようとしました。
欠点としては、
「人々や企業の成長を支えられる仕事がしたい」から
「投資銀行業務」への繋がりに若干の飛躍があることです。
その後で、ファイナンスの重要性と投資銀行業務について書いているので何とか繋げようというのは見えます。
加えて、起業支援やビジコンといった企業経営体験がキッカケなので、社会貢献的ビジネスの中でも金融系へ惹かれていく様子は、採用担当者もイメージしてくれるかもしれません。
しかしやはり、少し漠然としているのは事実です、そしてこういった少しのイメージギャップが、もし自分が人事の判断ラインを上下している場合には命取りになります。

業務への志望動機は、仕事内容等を語って補完するのも良いですが、なるべく一言で明確に表現できる形にしておけると良いでしょう。
過去の経験が金融に繋がる体験である必要はないですが、しっかりと志望動機の背景を論理的・かつ一貫性をもった形で説明できるか否かが重要になります。
面接で突っ込まれても大丈夫なようにしておきましょう。

【3:友達の中での自分の役割】
構造としては、
 ・一言で回答(20文字くらい)
 ・役割の概要(100~150文字くらい)
 ・役割の具体的事例(150~200文字くらい)
 ・まとめ(50~100文字くらい)

「仕事はチームワーク」と言うことが多い企業ですが、この手の質問はあまり訊かれません。
ただ例外的に、サービス業(特に無形サービス)の世界では極めて重要です。
特に人材系などの企業は、自身の魅力しか勝負できるものがないわけですから、面接でも「他者から見た自分」や「他己分析の結果」などを訊いてきます。

今回は「レバレッジ」としました。
実際にそうなのかは知りません(苦笑)、他己分析したことないんです<おいwww
こうしたチームにおける役割を語る時には、エントリーシートや面接を問わず、
 ・役割の中身
 ・具体例
 ・結果、どうなったか
の3点を書けばOKでしょう。
特に重要なのが具体例です。

例えば、あなたがサッカーサークルに所属していたとしましょう。
ある時、練習方法を見直すことになりました。
さて、あなたがここでの活動をアピールしようと、エントリーシートに次のように書いたとしましょう。
 ・みんなの意見を訊いて、練習方法を変えていった
 ・みんなの意見を訊いて、従来の練習は○○が足りなかったことが分かった
どちらに説得力がありますか? 明らかに後者ですよね?
具体例は「ただ単にやったことを書く」のではなく、「やったことの結果を書く」ようにしましょう。
つまり、しつこいようですが、PDCAです。
誰かの話を聴く時に、出来事の羅列を聴いても面白くないですよね(面白いのって、有名人くらいじゃないですか?)
「そこで何を考えたのか?」「その結果、何が起こったのか?」
そうした「取り組みの結果」が伝え方では重要になります。

読み手が「読みたい!!」と思うエントリーシートは、得てして個人の価値観や観点が明確に現れたものばかりです。

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