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ワトソンワイアット エントリーシート

2009 年 1 月 21 日

すっかり梅雨もあけたのでしょうか、というか梅雨は何処に?
また「ダムに水が~」というニュースを見る夏が来るのでしょうか。
水不足は怖いです、ホントに。

さて、今日はワトソンワイアットのエントリーシートです。
http://www.watsonwyatt.com/asia-pacific/localsites/japan/careers/new.asp

あまり知られていないですが、人事・組織コンサルティングの世界では世界トップレベルの外資系コンサルティングファームです。
インターンシップからしか採用を行っていないようなので、
志望者はかならずここで参加をしておきましょう!!
〆切は「7月4日」ですが、エントリーシート通過者からドンドン連絡が来るみたいですね。

【課題内容】
1:あなたの好きな日本企業を1社挙げ、その企業の強さを明らかにし、その企業がグローバルでより成功するための課題と解決案を明らかにしてください(1000文字)
2:現在の20歳代の意識、行動面の特徴を挙げ、そうした人材が動機づけられ、力を最大限に引き出すために、企業は何をすべきだと思うかを論じてください(1000文字)

相当難しいですよね・・・、しかも1,000文字。
1問目って経済系の人とかには簡単かもしれません、むしろ2問目がネックですね。

【記入例】
1:
ソニー株式会社について論じます。
ソニーの強みは技術力と商品開発力であると言えます。例えば、ソニーが扱う製品の多くはAV機器であるため、その利用にはメディア媒体(CD等)が必要となります。ソニーは米映画会社や国内映画・音楽会社を買収・設立することで、コンテンツホルダーの機能を持つことで新たなビジネスモデルを創造してきました。
製品レベルでは、徹底的に創造性を追求する姿勢が光ります。十八番である「機能性を落とさない製品の小型化」に限らず、バブル絶頂期、他の大手電機メーカーにとってドル箱であった白物家電には一切出を出さず、AV製品に注力したのは、まさにこの精神の顕現でしょう。人々の価値観の多様化や部品高騰等の業界変動を考えると、今後はソニーのような創造性溢れる企業がアドバンテージを持つのではないでしょうか。
そのソニーは現在、製品別にグローバル市場での成功/敗北が明確に別れているように思われます。例えば薄型テレビですが、国内ではシャープに大きく水を開けられましたが、グローバルで見ればかなりのシェアを握っています。対して携帯音楽プレイヤーでは、国内での巻き返しが進んできましたが、世界レベルでは未だに微々たる需要です。
グローバル市場競争においてソニーが改善すべき点として「マーケティング力の強化」が挙げられると思われます。理由は、かつてのソニーは自社の創造性を重視するあまり、製品と市場ニーズとの擦り合わせが十分ではなかったことが考えられます。
例えば携帯音楽プレイヤーですが、ソニーは20世紀中にメモリースティックオーディオを発表していました。またDVDレコーダーでも、コクーンなどの画期的な技術を搭載した製品も市場投入しましたが、結果は奮いませんでした。古くはベータの時からその流れがありましたが、ソニーはその技術力と商品開発力の高さに目が行き過ぎて、市場が求めていない「早過ぎた製品」を投入しがちであったと言えます。
最近では、ソニーは薄型テレビでグローバルレベルでの成功を収めています。それはサムスンとのアライアンスによって海外に於いてLCDパネルの素早い供給が可能になり、人々の「完璧な製品ではなく、一定レベルの製品を“早く”欲しい」というニーズを捉えた証拠だと思います。今後、こうしたマーケティング力を強化することが、ソニーの技術力と商品開発力を活かす要になるのではないでしょうか。
(996文字)

2:
20歳代の行動面の特徴は「自己の価値観が弱い」だと思われます。
例えば最近の大学生ですと、レポート一つ自分の頭で考えません。自身の価値観や思想的背景が薄いため、目的意識も持たずに、本を引用したりするだけで終わります。若者全般では、一過性的なブームに乗る傾向が特徴的です。周囲の視線等を必要以上に意識する彼らは、自分の価値観を持つのではなく、周囲との単なる同調を繰り返すだけに過ぎません。
彼らを動機付ける上で重要になるのは、彼らの「目的意識の無さ」ではないかと考えられます。20歳代の人々の殆どは「価値観」というものが殆どありません。企業内問題として捉える時、これは「目的意識も無く漫然と行動をしている人が多い」という問題として顕現すると言えるでしょう。逆に言えば、ある程度の生活が約束された中で生きてきた彼らの世代は、それでも大丈夫だったのです。
よって解決すべき問題は「目的意識を持つことの大切さを促す」と「自身の頭・価値観で考えることを促す」の2点ではないかと思われます。漫然と生を送る傾向がある彼らを動機付けるには、その現状への危機感を感得させることが第一でしょう。しかし、世代的な特徴として定義出来るほど、価値観の弱さや目的意識の低さは彼らに内面化されていると考えられます。そのため行われるべき施策は、ある程度精神的・肉体的負担が大きなものでなければならないと言えます。
そこで、彼らを動機付けるために企業が行うべき施策として、私は「サバイバル研修」を提案します。研修内容としては、社員を山や森に連れ出し、何かしらの課題を与え、一切のアドバイス等が無い状態で解決を図らせるというものです。心が折れる程の挫折経験と極限状況を経験しつつ、それを乗り越えるためにメンバーと協力して自らの力を発揮する、その体験が彼らの人間性をポジティブに変革する上で重要だと考えます。
これによって上記2点の問題を効率良く解消できるのではないかと考えます。極限状況は素が出易く、同僚ですら知らなかった社員の特徴が見えるかもしれません。自分自身の価値観を発見することにもなるでしょう。
加えて、何の手がかりも無い中で与えられた課題を解消するためには、メンバー一同が方向性を共有しつつ、各々の社員が自身の目的(役割)を完遂し合うことが要求されます。自然発生的に目的意識の大切さを内面化することが出来るのではないかと思われます。
(998文字)

【前提】
基本的なエントリーシートの書き方は下記アドレスに譲ります。

【インターンシップ用のエントリーシート対策】
http://ameblo.jp/dachinco-intern/entry-100896474

エントリーシートは基本的に
 ・文字数を考えずに、とりあえず書いてみる
 ・文字数を調整するために、伝えたい内容に優先順位をつける
 ・単語や内容を削って少しずつ文字数を少なくしていく
といった流れで書くのがオススメです。
最初から書きたいことを絞る書き方はあまりオススメできません、文字数に縛られたエントリーシートは、大体無理が生まれてしまいます。

【1:日本企業がグローバルで成功するためには?】
ソニーを選びました。
ソニーは案外、企業体質がハッキリしており、グローバルでの問題を捉え易いと思ったからです(人に依りますよね、これは)。
1000文字の割に、あまり深い部分まで突っ込めなかったのが残念・・・。

主にはソニーの強みである「技術力と商品開発力」を軸に話をすすめ、
そこに目が行き過ぎたがために「マーケティング力の弱体化」が引き起こされた、
故にそこをより強化すれば、より成功できるのでは?
そんな流れになっています。

構造としては
 ・ソニーの強み その1 ビジネスレベル(150文字くらい)
 ・ソニーの強み その2 製品開発レベル(200文字くらい)
 ・ソニーの現状 その1 製品で勝ち負けが激しい(150文字くらい)
 ・ソニーの弱点 マーケティング力が弱い(150文字くらい)
 ・ソニーの弱点 具体例を3つ(200文字くらい)
 ・ソニーの現状 その2 改善の兆し(200文字くらい)

ソニーはオリジナリティに強みがあります。
最近怪しまれていますが、主観的には他の企業と比べればまだソニーが上かと思います。
しかし、それ故にソニーは、
 ・ベータで技術先行になってしまい、松下陣営の早期投入に対応できなかった
 ・メモリースティックオーディオを20世紀中に発表、敗北
 ・PS3を発表、高スペックは任天堂の生んだゲーム平易化の前に人気鈍化
 ・コクーン発表、凄過ぎる技術は出井社長(当時)をして「早すぎた」とのこと
などなど、その技術力と製品企画力が先走ってしまった歴史がありました。
小型化しても製品の質がむしろ高まるソニー製品、その技術力は極めて高水準なのですが、
それが巧く機能しなかった歴史があるようなのです。

それを軸に、マーケティング力の問題に“短絡的に”結びつけました。
他にも原因はあると思いますが、ここではエントリーシートの基本「一点に絞って書く」に則って、マーケティング力強化だけを改善案として提示しました。
現状、サムスンと巧い感じでやっているのは、果たしてマーケティング的観点から語るものか否かは問題も含みますが、ここではその観点から論じることでソニーの今後の方向性を位置づけられるという意味合いで載せてあります。
(課題が将来性を論じよ、ってことですから・・・)
もう少し良くできそうな感じのESですね・・・、自分で言うのも変ですが。

【2:20歳代の若者の動機付け】
まず構造ですが、
 ・20歳代の特徴と具体例(200文字くらい)
 ・20歳代がそうある原因の分析(200文字くらい)
 ・解決すべき問題点の提示(200文字くらい)
 ・解決手法の概要と具体例(200文字くらい)
 ・それによって得られる結果(200文字くらい)

これは各々が20歳代のどこに問題意識を持つかに依りますね・・・。
抽象的な構造としては上記のように出来るかと思います。
(これもちょっと微妙ですが・・・)

僕はまず、課題の前に大まかな流れを作りました。
以下がそれです。
——–
 ・20歳代の特徴は「価値観の希薄化」
 ・その原因は「目的意識を持たないこと」「自分の価値観が弱いこと」
 ・それを解消するためには「心を折るくらいその大切さを痛感させる」ことが重要
 ・その具体例としての「サバイバル研修」
 ・それによって問題は解決され、良い影響が及ぼされるのではないか
——–
これを徐々に肉付けして形にしていきました。
1000文字ともなると、流石に前から書いていくと話が捩れ曲がったりしかねませんからね。
きちっと単元ごと、段落ごとに分けて、各々をしっかりまとめる、
その相互の論理的なつながりを後から考える、
その方が書き易いのかな、と思います。

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